[kjtimes=キム・ボムネ記者] 韓国石油管理院(理事長ガン・スンチョル)は、京畿水原南部警察署と一緒に900億ウォン台の偽造品の石油を流通させた大規模な組織を摘発したと23日明らかにした。
今回摘発されたのはD企業など溶剤業者3店、偽の税金計算書を発行して溶剤需給取引を虚偽で報告された溶剤販売所の7つの店、京畿平沢と忠清北道の偽石にある3ヶ所、これを販売したガソリンスタンド6店である。
水原南部警察署は、溶剤の供給役イ某氏(48)と偽石油の製造役シム某(60)氏、チェ某(37)ら3人を拘束起訴してガソリンスタンドの代表者と運搬など8人を在宅起訴した。
調査の結果、彼らは溶剤供給、その他の原料供給、偽石油製造、輸送、販売などの業務を徹底的に分担して組織的に大量の偽の石油を製造して流通してきたことが分かった。
拘束された溶剤代理店D会社代表イ氏は、偽の石油製造と流通を円滑にするために、別の溶剤販売代理店S店を設立した後、"偽社長"を前に出して運営し、偽の石油原料として使用する溶剤を供給してきた。
イ氏が雇ったチェ某さんなど2人は平沢、龍仁、陰城に油貯蔵施設を賃貸して偽の石油所に活用した。水原と大田のJガソリンスタンドから軽油を、京畿道楊州Kガソリンスタンドからは室内灯油をそれぞれ供給を受けて溶剤と混合して偽の石油を製造した。
彼らは、昨年7月から今年1月までの京畿と忠清一帯のガソリンスタンド6ヶ所、リモコンなどの不法施設物を設置し、運転者にライセンス経由であることがあって900億ウォン(4万8940㎘)相当の偽軽油を販売してきことがわかった。
特に、彼らは溶剤が正常に流通しているものと偽装するために幽霊会社7社を通じて2〜4%の手数料を支給して税金計算書を発行したし、バイオディーゼルの含有量に調整するなど、知能的緻密さを見せた。
石油管理院は、今回摘発された偽の石油メーカーと偽の税金計算書を専門的に受理された5カ所の国税庁の税務調査を依頼した。