[kjtimes =キム・ボムネ記者] 5月の消費者物価上昇率が前年同月比2.5%を記録し、安定した流れを見せた。
しかし、物価を示す野菜など生鮮食品指数は13.9%も上がった。住宅保証金の上昇率も依然として5割を超え、庶民の体感物価は依然として不安だ。
1日、統計庁が発表した'5月の消費者物価動向"によると、先月の消費者物価指数は106.2(2010年100)に4月より0.2%、前年同月比2.5%上昇した。
消費者物価指数の上昇率は、1,2月の3.4%、3.1%を記録してから3月(2.6%)、4月(2.5%)に続いて3ヶ月連続で2%台を示している。
農産物と石油類を除く指数(根源物価)は、前年比1.6%、前月比0.2%上昇した。OECD(経済協力開発機構)の基準に基づく食料品とエネルギーを除く指数は前年比1.5%、前月比0.3%上昇した。
生活物価字数水も、前年比2.2%、前月比0.1%上昇にとどまった。食品が前年比3.8%上昇したが、前月比では0.2%下落した。食品以外の項目は、前年比1.5%、前月比0.1%上昇した。
生鮮食品指数は前年比13.9%、前月比0.2%上昇した。昨年よりも新鮮野菜(25.5%)、生鮮果物(14.2%)の上昇幅が大きかったからだ。
部門別では、農畜水産物が前月比0.1%下がったが、前年比で7.4%上昇した。唐辛子の粉(75.1%0、白菜(96.1%0、サツマイモ(43.1%)、ジャガイモ(37.8%)などが多く上がった。豚肉(-16.6%)、サバ(-10%)、鶏肉(-8.7%)などは下落した。
工業製品は、前月比0.4%、前年比3.5%上がったが、ガソリン(7.2%)、軽油(6.1%)、牛乳(9.4%)などが上昇を主導した。
電気・水道・ガスは前月比0.1%、前年比3.9%上昇した。特に地域暖房費と都市ガスの上昇率が12.6%、4.9%と高かった。
サービスは、前月比0.2%、前年比1.3%と安定した。公共サービスは市内バス(9%)、地下鉄料金(14%)などの上昇幅が大きかったが、移動電話代(-6.4%)は下った。
個人サービスでは、小中高学習塾が4.6〜5.1%上昇したが、政府の保育の拡大政策に保育施設利用料(-34%)、幼稚園納入金(-11.1%)が多く下がって、学校給食費(-19.3%)の負担も減った。
レンタル部屋の上昇率は前月比0.3%、前年比5.3%だ。家賃は前月比0.3%、前年比3%だ。