広島県警安佐北署は3日、勤務先の校長の首を絞めるなどしてけがを負わせたとして、傷害容疑で県立広島特別支援学校教諭、立石文典容疑者(52)を逮捕した。同容疑者は調べ対し「首に手をかけただけ」と供述し、容疑を一部否認しているという。 逮捕容疑は2日正午ごろ、同校の校長室で校長(59)の首を絞めたり、腹をけるなどして軽傷を負わせたとしている。同署によると、勤務指導に従わないため校長が立石容疑者を呼び出し、職務に専念するよう注意促していたという。 同容疑者は、今年7月にも女性会社員宅に無断侵入し、住居侵入容疑で現行犯逮捕されており、その後不起訴処分になっている。 県教委教職員課は「誠に遺憾。事実を確認し厳正に対処したい」としている。
3日、米自動車大手ゼネラル・モーターズ(GM)は実質国有化からの脱却に向けた新規株式公開(IPO)計画を発表した。総額約130億ドル(約1兆500億円)相当の株式を売却し、米ニューヨーク証券取引所とカナダのトロント証券取引所に再上場するという。一部のメディアによると、売却総額はクレジットカード最大手ビザが2008年に実施したIPO(総額197億ドル)以来の規模になる見通し。 これにより、米政府によるGMへの出資比率は現行の60%強から、最大40%強に低下する。連邦破産法11条(日本の民事再生法に相当)下での法的整理を終えてから1年4カ月余りで、GMは実質国有化から脱却することになる。 GMが米証券取引委員会(SEC)に提出したIPO計画では、普通株3億6500万株が1株当たり26~29ドル、計約100億ドル相当分放出される。上場日は明らかになっていないが、今月18日との観測も出ている。
人気女性グループKARAがベストアルバム「KARA・BEST2007-2010」を日本でリリースした。1週間で5万1000枚という驚異的なアルバム売上高をあげた。 このアルバムは日本語や英語など外国語ではない100%韓国語の原曲だけを収録したアルバムであるにもかかわらず日本オリコンウィークリーチャート2位。 今まで韓国の歌手が日本に進出すれば徹底的な現地化作業をしていたが今回、韓国語のアルバムだけで日本の消費者をここまで大きく動かしたケースはKARAが初めてで東方神起も成し得なかった実績だ。
もともと日本の株式会社ロッテは、在日韓国人である重光武雄氏(現会長、韓国名: 辛格浩)が1948年に創業。その後は石鹸、ポマードなどの製造販売業を経て、終戦後に進駐軍が持ち込んだチューインガムに着目し、ガムの製造販売を開始。1954年10月には「スペアミントガム」、1957年4月には「グリーンガム」を発売。次々とヒットし、現在まで続く人気商品となった。その後、チョコレートやアイスクリームなども手掛け、日本国内の大手菓子メーカーとなった。 一方、韓国では1965年の日韓国交正常化を経て、重光氏は日本のロッテの収益を資金に、1966年に母国である韓国に韓国ロッテグループを発足。ロッテ百貨店やロッテホテルなどのサービス業を中心に、テーマパークのロッテワールドも展開し、現在は約3兆円規模のロッテ財閥を形成するまでに至っている。 韓国への進出当時、韓国内では「在日韓国人が祖国の発展を支援しているのではなく、ただの日本企業の進出でしかない。日韓の経済的な格差を利用し、事業を拡大している」といった批判もあったという。 現在は株式会社ロッテホールディングスを設立し、日本のロッテグループと韓国のロッテグループを統括している。日本のロッテは長男の重光宏之ロッテグループ副会長が、韓国のロッテは次男の重光昭夫同副会長兼千葉ロッテ球団オーナー代行が後を継ぐとみられており、創業者一族が日韓を股にかけ、実質的に
グループSS501のリーダーも務めるキム・ヒョンジュンが、12日に開かれる広州アジア大会の開幕式で、中華圏の歌手4人とともに中国語で主題歌「日出東方(Sunshine Again)」を歌う。所属事務所が3日に伝えた。 開幕式は入場客が10万人に達し、アジア全域に中継される大規模イベント。事務所側は、キム・ヒョンジュンがアジアでの高い人気と知名度を認められ、大会組織委員会からオファーを受けたと伝えた。 聯合ニュース
国防部が、北朝鮮魚雷による海軍哨戒艦「天安」沈没事件に責任があるとして立件した艦長(当時)ら指揮官4人を刑事処分せず、起訴猶予または不起訴処分にする方針を固めたことが3日、分かった。同部関係者は、金泰栄(キム・テヨン)長官が指揮官の責任論や世論などを慎重に検討した結果、刑事処分より懲戒が適切だと判断したと説明した。 同部は同日の政府・与党会議で沈没事件を受けた措置の結果を報告し、与党ハンナラ党に協力を要請したと伝えられた。 一方、会議では原子力発電所を輸出するアラブ首長国連邦(UAE)に将兵130人を派遣し、警戒任務を行う計画もハンナラ党と議論した。 軍関係者は、軍を派遣する場合はUAEの軍教育訓練をサポートし、合同訓練も実施する予定だが、国会の同意が必要なため派遣の時期を断定するのは難しいと話している。ただ会議では、軍事交流が目的のひとつとはいえ、原発輸出を理由に軍を派遣するのは不適切との指摘もあった。 聯合ニュース
北朝鮮の漁船1隻が3日午前、韓国が黄海上の南北軍事境界線と位置付ける北方限界線(NLL)の韓国側に侵入した。 韓国軍の警告射撃を受け、北朝鮮の漁船は間もなく引き返したと同国軍関係者が明らかにした。 同関係者によると、漁船はNLLを越えて韓国側に約1キロ侵入したので、韓国軍は3回にわたって警告を発したが、応じなかったため警告射撃を行い、漁船は警告射撃の約1時間後に北朝鮮側に戻った。 北朝鮮軍に特異な動きはないという。
ソウル・鍾路では16世紀の武器類が発掘された。このほか、米俵、青銅祭器、布なども発見された。
民主党政権が建設中止を打ち出している群馬県の八ッ場ダム問題を巡り、国土交通省八ッ場ダム工事事務所は2日、水没予定地の住民が移転する代替地の一部で、大規模な地震が起きた場合、土砂崩れが起きる危険性があると発表した。現在この場所に家屋はないが、家庭菜園があるほか、県道の一部が通っているという。 移転代替地は、斜面に盛り土して整備しているため、土砂崩れの危険性を指摘する声が以前からあったが、同事務所は今年8月「安全性に問題はない」との調査結果を発表していた。 しかし発表後、データの入力ミスが発覚。再度計算した結果、調査した4地区のうち1地区では「安全率」の最低値が基準の1.0を下回り「斜面崩壊の危険がある」とされる0.989になる部分があった。
中東イエメンで2日に発生した韓国石油公社所有の石油パイプライン爆発事件を受け、11~12日にソウルで開かれる20カ国・地域(G20)首脳会合(金融サミット)の安全に対する緊張感も高まっている。 特に最近では、英国やアラブ首長国連邦(UAE)の空港でイエメンから米国にあてた爆発物入り小包が相次ぎ見つかり、ギリシャではサルコジ仏大統領にあてた爆発物が発見されるなど、国際的にテロの懸念が増している状況だ。 政府は、今回の爆発事件が目前に迫ったサミットに与える影響に神経を尖らせている。外交・安保機関の当局者らは、駐イエメン韓国大使館などを通じ事件の首謀者把握に努めている。国際テロ組織・アルカイダの犯行との見方を報じるメディア報道を注意深く見守る一方、原因をめぐりさまざまな可能性を念頭に置き、慎重な態度を崩していない。 外交通商部は現在のところ、アルカイダには言及せず、「人命被害はなく、現地の軍と警察が事件の経緯を調査している」と伝えるにとどめている。アルカイダが直接的、間接的に関わったことが明らかになった場合、G20ソウル・サミットの開催にも悪影響を及ぼすと懸念される。 聯合ニュース
3日、三菱UFJフィナンシャル・グループ(MUFG)が、英大手銀のロイヤル・バンク・オブ・スコットランド(RBS)からプロジェクトファイナンス部門を買収する方向で最終調整していることが明らかになった。 買収額は40億ポンド(5000億円)余りとみられ、国内での資金需要が低迷する中、買収により海外市場での収益拡大を目指す。 MUFGは、欧州・中東・アフリカ向けのインフラ融資を中心にRBSの貸出資産を買い取るほか、営業を担当する人材ら数十人を引き継ぐ方針。RBSの株式約8割を持つ英政府と近く基本合意し、来年前半の買収完了を目指している。
国土海洋部は3日、ソウル駅と仁川国際空港を結ぶ仁川空港鉄道の全区間を来月29日に開通し、ソウル駅の都心空港ターミナルのサービスも始めると明らかにした。2001年4月の鉄道着工から約10年にしての全通となる。 2007年3月から運行している金浦空港~仁川空港(37.6キロメートル)の1段階区間に続き、ソウル駅~金浦空港(20.4キロメートル)の2段階区間が開通することで、ソウル都心から仁川空港まで40~50分で移動できるようになる。 特に、ソウル駅2階の都心空港ターミナルでは出国・搭乗手続きが可能なほか、手荷物を航空機に積み込むサービスを利用すれば、出国の際に荷物をソウル駅から送り、空港鉄道で身軽に移動できるようになる。 料金は各駅停車の一般鉄道(53分)が5300ウォン(約385円)、直通(43分)が1万3300ウォン。
3日午前5時40分ごろ、栃木県大田原市南金丸の「ヒラノ大田原農場」の豚舎から煙が上がっているのを、男性従業員が発見し通報した。全部で24棟ある豚舎のうち、生後6週間の子豚を飼育していた3棟が全焼し、、子豚約1万700頭が焼け死んだ。なお、けが人はいなかった。 県警大田原署によると、豚舎は鉄筋平屋建てで、焼失面積は約3900平方メートル。同署は、豚舎内で使用していた暖房器具が出火原因として調べを進めている。
俳優のチソンが、母校の漢陽大学・演劇映画学科50周年記念公演「ハムレット」で企画に初挑戦する。 所属事務所が3日に明らかにしたところによると、チソンは同学科出身の俳優チョン・イル、女優ヤン・ミラとともに企画に携わっている。チソンは「企画を担当するのは初めてなのでプレッシャーも感じるが、個人的には期待のほうが大きい」とコメント。「俳優を目指す後輩に完成度の高い作品を披露できるよう、ベストを尽くしたい」と意気込みを見せた。 演劇映画学科の学生84人が参加する「ハムレット」は、23~27日に同大学の芸術劇場で上演される。 聯合ニュース
国立中央博物館は2日、日本・京都の龍岸寺住職、江島孝導さんから朝鮮前期(16世紀)に製作された大型仏画「甘露図」の寄贈を受けたと明らかにした。 「甘露図」は釈迦の十大弟子の1人、目連が、餓鬼道に落ちた亡き母を救済するため儀式を行うようすを描いた仏画。今回寄贈されたものは、龍岸寺に元禄時代から所蔵されていると伝えられ、16世紀の「甘露図」としては比較的大型。韓国内に残る「甘露図」では最古の宝石寺の「甘露図(1649年作、国立中央博物館所蔵)よりも早い時期に描かれており、国家指定文化財の宝物指定が有力視される。 江島さんは、仏画が韓国文化財だと知り、その意味と価値を最も知る韓国に戻すべきだと考え寄贈を決めたという。博物館側は、日本に持ち出された韓国文化財が所蔵者の自発的な意志で返還されたことは大変意義深いと評価し、今後の海外流出文化財の韓国返還に重要な契機になるだろうと期待を寄せた。 寄贈された「甘露図」の状態はおおむね良好で、博物館では保存処理が完了する来年に特別展示会を開催する予定だ。 聯合ニュース