[kjtimes=キム・ボムネ記者] LG電子が不公正行為に関する公正取引委員会の調査を妨害して、過怠料を賦課された。
公正取引委員会は昨年3月17日、LG電子に対する不公正行為を報告の件を調査したがLG電子の所属部署である韓国マーケティング本部職員が関連資料が入った外付けストレージデバイスを隠したり、ファイルを削除する調査妨害があったと16日明らかにした。
公正取引委員会はこれを受け、LG電子韓国マーケティング本部の部長と課長級3人が3500万ウォンを、LG電子は5000万ウォンの過怠料をそれぞれ課した。
この調査は、LG電子と取引する地方の販売店(2箇所)が系列流通店(ハイプラザ)と独立した代理店に供給する電子製品の価格を不当に差別するという申告内容を確認するためのものだった。
公取委によると、その部署の部長と課長は、公正取引委員会の調査官が現場に到着する前に、スタッフの外部記憶装置を8個回収して役員のオフィスに隠れてドアを閉めた。
彼らは、調査官が役員オフィスを開いてくれと要求すると、回収した外部記憶装置と書類を別の階に移す現場で摘発された。
また、別の部長は、自分の外部記憶装置に保存された電子ファイルを削除する特殊なプログラムを用いて除去した。彼は研究者がPCのファイルの調査時に外部記憶装置に保存した事実を確認した後、そのファイルを削除しないように何度も要求しても削除されたことが分かった。
公正取引委員会は、現在LG電子の不当な価格差別申告内容については、届出人側の追加資料の提出など審査していると明らかにした。