上野樹里さん(24)主演のNHK大河ドラマ「江 姫たちの戦国」の第1回が9日放送され、平均視聴率は21.7%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)、瞬間最高は25.8%だった。同作は宮崎あおい主演で話題を呼んだ『篤姫』を担当した田渕久美子さんが再び脚本を手掛けていることで話題となったが、『篤姫』初回視聴率(20.3%)を上回る好調なスタートを切った。
「江 姫たちの戦国」は織田信長の妹・お市の方の三女として生まれ、後に徳川二代将軍・秀忠の正室になり三代将軍・家光を産んだ江の生涯を描く。初回放送では織田信長の妹で絶世の美女と言われたお市の方と夫・浅井長政の出会いから、浅井家落城、そして江誕生までが放送された。
昨年の福山雅治主演の大河ドラマ『龍馬伝』は、坂本龍馬ブームの火付け役を担い、5話で記録した最高視聴率24.4%は、単発ドラマを含む2010年のドラマ視聴率で1位を獲得している。女性視点で描かれる戦国時代『江』の反響にも、今後期待が高まる。
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