トップスターのペ・ヨンジュン、パク・チニョンが制作を手がけアイドル歌手が大挙出演するとあり放送前から話題を集めてきたKBS第2ドラマ「ドリームハイ」が、28日で幕を下ろした。
AGBニールセンメディアリサーチが1日に明らかにしたところによると、最終回の視聴率は全国で17.2%、首都圏で18.6%だった。第5話の放送で同時間帯の視聴率トップを獲得し、音楽とストーリーを結合させたバラエティードラマとして可能性を立証したが、平均視聴率は20%に及ばず、ターゲット視聴層の10~20代はつかんだものの、視聴率拡大に決定的な成人層は獲得できなかった。
ドラマ人気を支えたのは、アイドルスターたちの期待以上の活躍だ。グループmiss Aのスジはこれがドラマ初挑戦ながらヒロインを熱演し、新人女優としての可能性を見せた。初めこそせりふ回しのぎこちなさや固い表情から、演技力不足を指摘されたが、ドラマが進むにつれキャラクターと一体化し、好評を得た。
やはりこれが役者初挑戦だったIU(アイユー)と2PMのウヨンは、仲の良いカップルを演じ、ドラマに活気を吹き込んだ。役者経験のある2PMのテギョンは、これまでの「野獣アイドル」のイメージにマッチした役を無理なく演じきり、T-araのウンジョンは子役出身らしく安定した演技を見せた。
唯一のアイドル歌手ではない主要キャスト、キム・スヒョンは、当然のように光る演技で注目を集めた。地方出身で試練を乗り越えミュージシャンに成長するサムドンを演じ、訴えかけるような瞳、方言での演技、多彩な表情で、生き生きと役を演じ、歌手顔負けの歌とダンスの実力も披露した。
聯合ニュース
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