ソウル市の小中学生に対する無料給食の支援範囲をめぐる住民投票が不成立になったことを受け、呉世勲(オ・セフン)市長は早ければ26日にも自らの去就に関する記者会見を行う。呉市長は25日、「できるだけ早く発表する」と報道陣に述べた。
呉世市長は、中間層以上の子どもにも税金を投じる給食全面無料化の動きについて、「予算の無駄遣い」と反対し、住民投票を推進。住民投票の投票率が成立となる33.3%に達しない場合は、市長職を辞任する意向を示していた。
市長の去就に関連し、ソウル市の李鍾鉉(イ・ジョンヒョン)報道官は同日、
「ソウル市長という職務の重さや国民世論などを考慮し、呉市長が最終決定する」と述べた。同報道官は早ければ26日、遅くても28日までに呉市長が記者会見を開き、去就について明らかにすると述べた。