[kjtimes=ギョン・ジェス記者] 最近、金の価格が上昇するにつれて、市場で金歯と呼ばれる "歯科用貴金属合金"を製造する国内メーカー4社のうち1社は、金の含有量が未達の製品を歯科など供給したことが分かった。
食品医薬品安全庁は13日、"2012年1/4四半期、市中に流通している40の製造および輸入業者の歯科用貴金属合金74個の製品を回収して検査した結果、13社の20製品で違反を確認し、販売中止、回収、および告発した "と述べた。
今回の措置は、全体の歯科用貴金属合金の中で使用頻度の高い2つのファミリーを対象に、組成比との元素含有するかどうかの試験検査を実施した結果による。
歯科用貴金属合金の組成比についての調査結果
国内8メーカー12製品で、製品1gあたりの金の含量(白金を含む)が平均0.0253g低しており、最大0.029gまで達していない製品もあることが分かった。
金(Au)の含有量未達の製品は、付光産業など5社の6つの製品であり、白金(Pt)の含有量が未達の製品は(株)ディエン・アイ・コンフィデンス1社の1つの製品である。金の含有量と白金の含有量が同時に未達商品は(株)ソンジン・デンタルなど3社の5つの製品である。
これは、その企業が金の含有量を減らし、相対的に低価格は、銅などの比率を高めたためとみられる。現在の金時価は、3.75g(1お金)当たり24〜25万ウォン、1gあたり約67,000ウォン水準だ。 その他5つのメーカーの8つの製品では亜鉛、銅などの他の元素組成比が不適切だった。
金の含有量騙しこんで作り、病院数十社に流通させ摘発
こうした事情のなか、仁川のある歯製作所に勤務する従業員が会社の金をこっそり持ち出し、自分の賭博借金を返せうとつかまえられる事件が発生した。
病院で金歯の製作依頼が入ってくると、1gものの金を数百個を持ち出し、金銀房に渡し、製作時に残った金を別に集めて金歯を作成する手法を使ったもの。 こうして作られた金歯は、仁川地域の数十の病院に納入された。
元々、使用して残りの金は病院に返せなければならないが、今回逮捕された製作所は病院に返さずに金歯を製作して、残りの金のほかに成分が他の物質を混ぜてこん製作に使用摘発されたもの。
この時、亜鉛などの重金属成分も一緒に混在したら、副作用が生じることがある。 また、腐食性が高くなり、別の2次炎症が発生する確率が高く、患者を危険にさらすこともできる。
食品医薬品安全庁の関係者は "今回摘発された製品は、ニッケル、カドミウム、ベリリウムなどのために元素は含有していない人間には安全だと言い、今後も金を使用している製品の回収·検査などの品質管理を強化し、不適合者を重点管理対象に選定し、現場確認などの管理を強化する "と明らかにした。