NEWS山下智久(25)が、自身初のアジアツアー幕開けとなる香港公演2日目を同中心部のハイテック・スターホールで行った。ヒット曲「抱いてセニョリータ」はもちろん、比較的新しい曲もファンが日本語で大合唱。山下を熱烈に歓迎した。
熱狂的な「山P!」コールを受けて登場した山下は、冒頭から「抱いてセニョリータ」「フィーバーとフューチャー」「青春アミーゴ」の代表曲3連発で、約4000人のファンで埋まった香港最大のホールを完全に支配した。「青春―」では、360度ステージを取り囲んだほとんどの観客がフリをマネして大合唱。25曲、約2時間、まるでホームのような光景に「みんなパワフルなのは知ってたけど期待以上でした。言葉をもっと勉強して今度は香港の歌も歌います!」と再訪を約束した。
初の海外でのソロ公演。友人から刺激を受けてのステージになった。サッカーアジア杯決勝で、明治大学で1年後輩だった長友佑都(24)が決勝ゴールをアシストして優勝を決めた。昨年のW杯南アフリカ大会後、明大サッカー部の友人を通じて知り合い、何度か食事をした仲。その人柄を「サッカーをしてる時は凄い人だけど、普段は気さく」と説明して、親交の深さをうかがわせた。
長友はスタミナと突破力を武器に優勝に大貢献したが、山下も自身の武器をこう表現した。「最後まで走り抜くこと。自己管理して千秋楽を迎えられたら。やるべきことをやって、世界との距離を縮めていけたらと思います」。
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