俳優の三浦友和(59)と女優の石田ゆり子(41)が2日、都内で行われた映画『死にゆく妻との旅路』特別試写会の舞台あいさつに出席した。「見終わった後、重くて迫るものが感じられるはず」と自信を見せた。
妻役の石田ゆり子(41)とは車内での撮影が多かったという三浦。「周りにスタッフがいないことで、かえって良い雰囲気を生み出せた」と振り返った。
同作で三浦と夫婦役を演じる石田は、小学生の頃からの憧れだったという三浦への思いを「こんな方が旦那さんだったらいいなといつも思っていました」と明かす一方、「そんな素敵な三浦さんを、映画では“オッサン”と言い続けるので、ずっといたたまれない気持ちで呼んでおりました」と申し訳無さそうな表情で語り、笑いを誘った。
この作品に出たことで夫婦について改めて考えさせらたのでは? という質問に三浦さんは「何らかの影響は受けていると思います」と照れくさそうにかわしつつ「まあ、普段からちゃんとしてますので」とポツリ。これには会場から拍手が沸き起こった。一方、未婚の石田さんは「演じながら、弱ってきたときに誰かがそばにいてくれたら…と現実的に考えましたね」と本音を漏らし、すかさず三浦さんから「いい人見つけてくださいよ!」と突っ込まれ、再び会場は温かい笑いに包まれた。
『死にゆく妻との旅路』は2月19日(土)より石川県、富山県にて先行上映ののち、2月26日(土)よりヒューマントラストシネマ有楽町ほかにて公開。
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