[KJtimes=シム・サンモク記者] 国内の専門建設会社の一つであるソンボC&Eのモラルハザードが問題になっている。
地方のある工事現場で、従業員が売り手から金を受け取って問題を起こしたことが明らかになったからである。しかし、会社は一ヶ月余り事件の内容さえ把握していないことが知られ、問題の深刻性が増している。
関連業界によると、ソンボC&Eが施工しているソンジュ-チルゴク地区の工事現場のスタッフたちは、石油の供給と関連した利便を提供して金品を受けた。
ソンボC&Eは、該当の地域で給油業を運営しているA氏が現場に重装備用の軽油を納品し、実際の供給した軽油の量を水増した疑いを受けている。これにより、A氏は約14億ウォンをだまし取って、現在は特別経済加重処罰法上詐欺の疑いで拘束された状態だ。
A氏がこのような違法行為を犯したのにはソンボC&Eの現場の社員たちの助けがあったと観測されている。 A氏は去る2009年10月から2011年8月まで従業員に燃料を供給する契約等において、利便を提供する対価として2700万ウォンを提供した。
検察は、このような事件の捜査のために去る3月、ソンボC&E本社の家宅捜索を行い、このような疑惑を明らかにしたことが分かった。
このようなニュースが伝えられると、関連業界では、ソンボC&Eの現場監督システムに疑問を提起している。国内建設会社は工事や会社の規模を残して現場監督の徹底した監督システムを維持するのが一般的という理由からだ。
業界のある関係者は"現場での様々な特恵や利便の提供が発生すると、会社のイメージだけでなく、工事代金などが実際よりも高く入る場合が発生する"とし、"ソンボC&Eもやはり現場に職員派遣を通じて賄賂授受などが発生しないように監視をする必要がある "と指摘した。
それでも現在、ソンボC&E側は家宅捜索後もこれに関連する内容を把握できてない状況だという。
ソンボC&Eの関係者は"まだ内部的に事実関係を把握していない"と伝えて "この事案についての立場を明らかにすることは困難である"と述べた。