会社更生手続き中の日本航空が、強制的に雇用契約を解除する「整理解雇」に踏み切る公算が大きくなったことが8日、明らかになった。 9日が期限の希望退職募集が、目標(270人)を200人程度下回ることが確実となったためで、日航と管財人の企業再生支援機構は、今週中に整理解雇を正式決定する見通しだという。 目標を下回った数は、パイロットと客室乗務員が、それぞれ100人程度とみられる。日航は10月26日から希望退職の3次募集を始め、パイロット130人、客室乗務員140人の計270人を目標とし、対象者の条件の引き下げなどを打ち出し、目標数の確保を目指していた。 一方、今月4日には機長や副操縦士ら87人が、白紙の乗務スケジュールを渡されて退職を強要されたとして、日航にこうした行為をやめるよう求める仮処分を東京地裁に申し立てるなど、強制的な退職に強く反発している。 希望退職者の退職予定日の11月30日に向けて、労使間の対立が激化する可能性もある。
KARAが来年1月放送予定であるテレビ東京のドラマ24「URAKARA」に出演する予定だ。 そのために現在、日本語を猛練習しているという。 来年1月14日から12部作で、毎週金曜日夜12時に放送されるこのドラマは、KARAメンバーたちの魅力をまた違った姿を見せようと企画されたドラマだ。これまで恋愛経験に慣れない純粋なメンバーたちが、仮想と現実でミッションを遂行する「恋愛ミッション遂行ドラマ」だそうだ。 8月、日本で初シングル「ミスター」でデビューし、日本国内でも人気のKARAは、日本トップスターたちの専有物といえる通信会社KDDIの「au」の広告モデルとしても活躍中だ。
8日、日韓両政府は日本政府が保管する朝鮮王朝ゆかりの「朝鮮王朝儀軌(ぎき)」などの図書1205冊について、韓国側に引き渡すことで合意した。 前原外相と韓国の金星煥(キムソンファン)外交通商相が8日夜、電話会談で確認した。日本政府は近く、閣議決定する見通し。 外相は同日夜、外務省で記者団に「今後の日韓の未来志向の協力関係強化になる。スピーディーに合意できたことはよかった」と話した。 13日から横浜市で開かれるアジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議で来日する李明博・韓国大統領と菅首相の日韓首脳会談の際、両首脳間で正式合意する。韓国側は年内の引き渡しを求めており、実際の引き渡しには譲渡協定が必要になることから、政府は今国会での協定成立を目指す方針だ。 儀軌などの引き渡し方針は、政府が今年8月に閣議決定した日韓併合100年の「首相談話」に盛り込まれた。
レンタルビデオや書籍販売などの複合店「TSUTAYA」を運営する「カルチュア・コンビニエンス・クラブ」(大阪市)グループが、大阪国税局の税務調査を受け、2009年3月期までの3年間で子会社4社(当時)が計約16億円の申告漏れを指摘されていたことが明らかになった。 一部は仮装・隠蔽(いんぺい)行為を伴う所得隠しと認定されたという。重加算税を含む追徴税額は約5億円で、4社は修正申告し、既に全額納付したという。 関係者によると、ポイントサービス会社「Tカード&マーケティング」(現「Tポイント」)など4社は、親会社のカルチュア社に経営指導業務を委託。同社に支払った手数料を非課税の経費として税務申告したという。ところが、同国税局は「一部については委託実態がなく、課税対象の寄付金にあたる」と判断したとされる。
広州アジア大会の開幕を12日に控え、サッカー男子1次リーグの韓国-北朝鮮戦が8日、中国・広州の越秀体育場で行われた。 洪明甫(ホン・ミョンボ)監督率いる韓国代表は0-1で北朝鮮に敗れた。韓国は前半36分に先制点を許し、その後も無得点に終わり、黒星スタートとなった。 韓国は10日、ヨルダンとの第2戦に臨む。
韓国政府は8日、韓米自由貿易協定(FTA)の争点解決に向けた協議と関連し、自動車の安全および燃費、環境基準の緩和を求める米国側の要求を受け入れる意思があることを公式的に明らかにした。また、米国側が米国産牛肉の輸入拡大問題について全く取り上げていないと伝え、牛肉問題が協議の対象から除外される可能性ものぞかせた。 外交通商部の金宗フン(キム・ジョンフン)通商交渉本部長は同日、訪韓している米通商代表部(USTR)のカーク代表と会議を開き、韓米FTAの争点について話し合った。 金本部長は会議終了後の会見で「米国側は韓国の自動車の安全基準、燃費、温室効果ガスなどのような環境基準に対し多くの関心を示した。また、韓国市場で米国産自動車のシェアが1%に満たない状況で、安全・環境基準が市場参入の障壁になるとの懸念を示した」と述べた。 また、これらの基準が韓国国民の安全と世界的な関心事となっている気候変動への対応という正当な目標の達成に向けた政策遂行であるという側面と、過度な市場参入の障壁となってはならないという側面の間で適切な接点を探し出すことが合意に向けた一つの課題だとの見方を示した。 金本部長の発言は、米国側の基準緩和を求める要求を原則的に受け入れる用意があることを示唆したものと解釈される。 金本部長は、中核争点になると予想されていた牛肉問題については「米国側が多くの関心を示してきたこ
人気グループ「2NE1」のメンバー、サンダラ・パクがフィリピンで撮影したセクシー写真が話題だ。 サンダラは06年、フィリピン男性雑誌「UNO」7月号の表紙をランジェリーコンセプトの挑発的な姿で撮影されたものが、最近、各種インターネットカフェなどを通して急速に広まっている。 濃厚な化粧に加え、ランジェリー衣装でムチを持った挑発的なポーズ。今のサンダラとは全くの別人だ。「写真を見たネットユーザーは「同じ人だとは信じられない」「あまりにも成熟した姿に驚いた」とコメントしている。
李明博(イ・ミョンバク)大統領は8日、韓国を訪問している国際サッカー連盟(FIFA)のブラッター会長を青瓦台(大統領府)に招き、夕食をともにした。 李大統領はブラッター会長との面談の席で、サッカーの2022年ワールドカップ(W杯)招致を願う韓国国民の熱望と意志を伝え、韓国がW杯招致に成功できるよう関心と支援を求めた。 また、李大統領は面談終了後の共同記者会見で、「世界で唯一の分断国の韓国でW杯が開催されれば、朝鮮半島の平和増進と共同繁栄に大きく寄与する」とした上で、韓国が「スポーツを通じた平和増進」というW杯の理想を実現するのにふさわしいとブラッター会長に強調したと述べた。また、2022年W杯の韓国招致に向けた努力と韓国政府の支持、韓国がW杯招致をどれほど望んでいるのか、開催の準備がどれだけ整っているか、韓国が残すことになる遺産などについても説明したと述べた。 今後も韓国はFIFAとともにサッカーの環境が立ち遅れた加盟国のサッカーと社会の発展に向け、緊密に協力することで一致したと強調した。 これに対しブラッター会長は、韓国はW杯招致の準備をうまく進めていると言いたいと述べた。また、「2022年W杯は単なるゲームではない。政治、安保にも肯定的な影響を与えるだろう」とし、2022年に韓国でW杯が開催されれることになれば、人と人をつなぐ貴重な大会になるとの考えを示した。 この日
11~12日にソウルで開催される20カ国・地域(G20)首脳会合(金融サミット)のニュースを世界に伝えるメディアセンターの開所式が9日、会場の三成洞・韓国総合展示場(COEX)で行われた。 G2O準備委員会によると、メディアセンターは1330席のメインプレスセンター、テレビ局各社の132ブースが入る国際放送センター、休憩施設、IT体験館、通訳案内センターからなる。大型スクリーンとデジタル映像モニターで会見の案内や主要日程などを通知するほか、14言語の通訳サービスを行う案内センターを設け、海外取材陣をサポートする計画だ。取材記者には出入り時間の短縮のため、RFID(電子タグ)が内蔵されたプレスカードを発給する。準備委員会は会場のすぐ隣にメディアセンターを設置するなど、取材陣が便利に利用できるよう設計したと説明している。 準備委員会によると、メディアセンターでは5日までに63カ国・地域4288人の記者が登録を終えた。これまでのG20で最大規模になる見通しだ。 メディアセンター開所式には、G20準備委の司空壱(サゴン・イル)委員長をはじめ文化体育観光部の柳仁村(ユ・インチョン)長官、青瓦台(大統領府)の洪相杓(ホン・サンピョ)弘報(広報)首席秘書官、主管ニュース通信社・聯合ニュースの朴ジョン讃(パク・ジョンチャン)社長、主管放送局KBS(韓国放送公社)の金仁圭(キム・インギュ)社長
韓国銀行は9日、先月の生産者物価指数は前年同月より5.0%上昇したと明らかにした。2008年12月(5.6%)以来の高水準だった。 生産者物価は、商品とサービスの出荷時に決まる一種の「卸売物価」で、時差を置き消費者物価に反映される。 韓国銀行物価統計チームのイ・ビョンドゥ次長は、2カ月続けて農産物価格の上昇が顕著だったと述べ、昨年下半期の価格下落による反動も作用したと説明した。 農林水産品の上昇率は29.5%で、前月(29.6%)に続く大幅上昇となった。工業製品とサービスも、4.8%と1.6%の上昇と集計された。 農林水産品のうち、野菜類は115.7%、果実類は66.4%の上昇を記録した。果実類の上昇幅は、2004年4月(85.3%)以降で最大となった。水産食品も30.5%上昇した。野菜ではダイコン312.4%、ハクサイ276.0%の急騰に、ニンニクも166.4%上昇するなど、キムチ漬けに必要な野菜の急騰が目立った。ダイコンは2004年8月(373.7%)、ハクサイは1988年4月(347.2%)以来の大幅上昇だった。 工業製品では、国際原油価格と原材料価格の急騰に影響を受け、1次金属製品(15.8%)、コークス・石油製品(9.8%)、化学製品(7.0%)などが大きく上がった。 一方、前月比の生産者物価は7月から4カ月間連続の上昇となった。ただ、上昇幅は0.1%と、前月(1.0%
20カ国・地域(G20)首脳会合(金融サミット)に合わせ開催される、世界トップ企業の最高経営責任者(CEO)が一堂に会するビジネスサミットは、すべての準備を終え開幕を待つのみとなっている。 ビジネスサミット開幕を翌日に控えた9日、会場となるソウル市内のホテルには警護安全統制団の警備担当者ら集中的に配置され、最終点検を行っている。ビジネスサミット期間の10~11日は、ホテルと周辺地域が統制され、検問が強化される。 ビジネスサミット組織委員会は、参加者の座席や動線を最終確認し、出席者に配布する資料から会場の設備まで確認作業をすべて完了した。参加者が宿泊する客室やレストラン、便宜施設も完ぺきに準備が整ったという。 サミット会場には500席規模のメディアセンターが設けられ、世界500社余りの報道陣を迎えている。組織委は参加者や報道陣を合わせ、1500人余りが会場を訪れると見込んでいる。 海外からの参加者は、専用機などで大半がこの日に入国する。金融部門では、ドイツ銀行のヨゼフ・アッカーマン会長、HSBCのスティーブン・グリーン会長、スタンダードチャータード銀行のピーター・サンズ会長、シティーグループのビグラム・パンディットCEO、VISAカードのジョセフ・サンダース会長、野村ホールディングスの渡部賢一社長、製造・エネルギー部門からは、アルセロール・ミタルのラクシュミ・ミタル会長、クアルコムの
SKグループは9日、韓国の大企業で初めての「環境報告書」を公表。売上高1億ウォン(727万円)当たりの温室効果ガス排出量を、現在の29.7トンから2020年までに30%削減し、20.5トンとする方針を明らかにした。 これに向け、バイオディーゼル中心のグリーン産業を、エコカー向けバッテリー、薄膜太陽電池、ポリシリコン生産に拡大し、温室効果ガス削減量を現在の年間16万トンから2020年までに3000万トンに増やす計画だ。 また、事業場の温室効果ガス削減だけでなく、系列12企業の本社社屋で働く社員1人当たり温室効果ガス排出量も、2015年までに15%削減する。長距離出張の際は二酸化炭素の排出量を計算し、同量の炭素排出権を購入する「カーボンニュートラル」プログラムを導入する。発光ダイオード(LED)照明も増やす予定だ。 各事業場のエネルギー効率の改善、温室効果ガス削減、汚染防止などの環境配慮型施設に向け、2015年までに7000億ウォンを投資する。さらに2020年までに、グリーン技術の研究開発、新エネルギー事業で8兆7000億ウォンを投じ、2万人の雇用を創出する方針だ。 SKエナジー、SKテレコムなど系列5社が発刊した環境関連報告書も、今後は主要系列12社で発刊することにした。 グループ関係者は、崔泰源(チェ・テウォン)会長が10日にソウルで開催されるG20カ国・地域(G20)ビジネスサ
英国のキャメロン首相は9日、ソウルで11日に開幕する20カ国・地域(G20)首脳会合(金融サミット)について、「必ずや貿易増進を導出しなければならない」との考えを示した。 G20開幕を控え、聯合ニュースの書面インタビューに応じたもの。G20は必ず各国民に実質的結果を示す必要があると固く信じていると述べ、昨年は世界経済が直面する多くの問題を解決する協力体として、その役割を果たしたと評価した。 世界経済は今、危機を乗り越え回復に入っているとしたうえで、G20は世界経済協力に向けた最高のフォーラムという役割を担っていると指摘。経済危機後の効果的な協力体として定着する必要があり、ソウル・サミットがその出発点になるだろうと強調した。 ソウル・サミットの成果に関しては、世界経済の成長起爆剤となる貿易増進の導出が必須だとしながら、「韓国と欧州連合(EU)間の自由貿易協定(FTA)がまさに、世界経済が進むべき模範事例を示している」と述べた。また、2011年の世界貿易機関(WTO)新多角的貿易交渉(ドーハ・ラウンド)に進展があるよう、政治的合意を導出することも、議題とすべきだとした。また、韓国は主要国(G8)以外で初めてG20議長国となり、今回はアジアで開催される初のG20サミットだと強調。こうした事実が、先進国・途上国にかかわらずすべてのG20構成国に、G20こそ世界経済協力に向けた最高のフ
女子バレーボール世界選手権第2次ラウンドに進出した韓国は9日午後、東京・国立代々木競技場で日本と対戦する。 ベストメンバーで臨む日本との試合は、韓国にとって難しい一戦になりそうだ。ここ5年間の対戦成績は2勝17敗で日本がリードしている。韓日戦の勝敗は日本Vリーグ・JTに所属する韓国のエース、金軟景(キム・ヨンギョン)と、同リーグ得点王でMVPの木村沙織(東レ)にかかっている。両選手はいずれも8日現在、第2次ラウンドの総合得点が145点で2位。 韓国の朴三龍(パク・サムヨン)監督は「日本との試合は国のプライドをかけた戦い。日本はメンバーは強く、対戦成績も韓国が負け越しているが、韓国チームも強力なメンバーがそろい、自信にも満ちている」と意気込みを述べた。 聯合ニュース
7人組アイドルグループ、U-KISSのドンホが映画に初出演した。 所属事務所が8日に明らかにしたところによると、ドンホは25日に公開されるハン・ソッキュ、キム・ヘス主演の映画「2階の悪党」で、キム・ヘスの娘が通う学校のイケメン生徒役を演じた。 ドンホは海外活動で多忙のなか、地道に演技の練習をしてきた。現在4~5作品の映画とドラマの出演依頼を受けているという。 ドンホは9月の秋夕(中秋節)に放映された特別ドラマで役者に初挑戦した。 聯合ニュース