ホンダは2012年春入社予定の新卒採用に、二輪車事業専門の採用枠を新設する。専門的な人材の採用と育成で、創業から世界的自動車メーカーへの成長をけん引してきた二輪車事業の一段の拡充を図るのが狙い。 従来は新卒者を技術系や事務系などに分けて一括採用し、適性や希望に応じて二輪車や四輪車など各部門に配属してきた。12年度からは、一部の新卒者を当初から二輪車の車体開発や営業を担う部門に配属する目的で採用する。 ホンダは創業以来、世界の各市場で二輪車メーカーとして知名度を高めた後、そのブランド力を四輪車事業などに生かしてきた。近年の二輪車事業は「生活の足」としての需要が増す中国や東南アジアなど新興国で急成長する一方、ニーズが多様化する先進国では伸び悩み、市場ごとに異なる事情に応じた製品開発や事業戦略の練り直しが急務となっている。
29日、女優の堀北真希が、初主演となる舞台「ジャンヌ・ダルク」の11月30日の初日に先駆け、初舞台での大役への意気込みを語った。 舞台「ジャンヌ・ダルク」は、17歳でフランス国土を守るために立ち上がり、わずか19歳で処刑された悲劇のヒロイン「ジャンヌ・ダルク」を、信念を貫く強さを持った一人の人間として描く。6年ぶり2度目の舞台となる伊藤英明が、ジャンヌの導きでフランス国王となるシャルル7世を演じるほか、石黒英雄、柴本幸、田山涼成、浅野温子、西岡徳馬らも出演する。演出は白井晃、脚本は中島かずき、音楽は三宅純、原案・監修は直木賞作家の佐藤賢一が手がける。 終了後の囲み取材で堀北は「最初は緊張していたけど、けいこが楽しくて。舞台は、戦闘シーンなど思い切りできるところがいいですね」と舞台の魅力にはまった様子。そして初日を間近に控えた心境を聞かれると「あまり緊張していないです。この舞台の世界観には魅力が詰まっているので、自信がある。早く皆さんに観てもらいたいです!」と笑顔でアピールした。 また、伊藤は「ジャンヌは堀北真希さんでなければありえないです。芝居に取り組む姿勢とか、ほんとに22歳?と思います。初日に向けて、全員でワクワクしています」と太鼓判を押した。 東京・赤坂ACTシアターで11月30日~12月19日、12月24日~同28日は大阪・梅田芸術劇場で上演。 kjtimes日本…
大西洋マグロ類保存国際委員会(ICCAT、加盟48カ国・地域)年次総会は27日、大西洋産クロマグロの11~13年の総漁獲枠を現行の年間1万3500トンより約4%少ない同1万2900トンと決め、閉幕した。欧州連合(EU)などが過去に漁獲枠を超えて取った分を差し引くため実質的には約1万1000トンとなる見込みだが、最大の消費国・日本に大きな影響はなさそうだ。 削減案は最終日に日本とEUが共同提案した。EUが過去に取り過ぎた分を11、12年に各1510トンずつ返上することなどにも合意。各国が漁法や漁獲量の確認方法などの計画を事前に提出し、重大な不備があれば漁獲を禁止することなども決めた。日本漁船が直接漁獲できる枠は1148トンから1097トンになる。 今回の決定について日本政府代表は「将来、70%以上の確率でクロマグロの資源数が回復できる内容。ただ、実際に守られるかどうかが問題」と述べ、順守態勢の強化を求めた。一方、環境保護団体からは「乱獲に歯止めをかけるには不十分で、クロマグロ枯渇の懸念は消えない」との批判が出ている。 大西洋産クロマグロをめぐっては、今年3月のワシントン条約締約国会議で国際取引禁止案が否決されたが、同案に反対した日本などは「ICCATで管理すべきだ」と主張した経緯がある。このため、今後も乱獲が続けば、13年の同条約締約国会議で禁輸論が再燃する可能性もある。
結婚式の費用総額の全国平均は325.7万円で、高い水準で推移している。一方で、挙式や披露宴に予算を掛けたくないというカップル人も増加。 リクルートの結婚情報誌「ゼクシィ」が、10月22日に発表した調査結果によると、挙式、披露宴・披露パーティーにかける費用の総額は、全国平均で325.7万円で、昨年調査より5万円減少したものの、一昨年を8.3万円上回り、高い水準で推移していることが明らかになった。 また、披露宴・披露パーティーの招待客数の平均は72.7人で、昨年調査より1.1人減少した。しかし、招待客1人当たりの費用は5.3万円で、昨年調査より0.2万円増加している。5年前との比較では0.8万円の増加で、年を追うごとに内容が充実していることが分かる。 挙式や披露宴・披露パーティーを開く理由を尋ねたところ、親・親族・友人に「感謝の気持ちを伝えたい」「喜んでほしい」という動機が多かった。こうした「参加者におもてなしをする気持ち」が、不況下であるにもかかわらず、招待客一人当たりの費用を押し上げる要因になっているのかもしれない。 一方で、挙式や披露宴に予算を掛けたくない、掛けられないというカップルも増えている。角川マーケティング「結婚白書 2009-2010」によると、未婚者の間では、挙式・披露宴の予算を100万円未満で済ませたいとの声が圧倒的で、前年と比べても増加傾向にあるという。 結婚式を
厚生労働省の薬事・食品衛生審議会医薬品第1部会は26日、避妊に失敗したときなどに服用し、望まない妊娠の可能性を下げる緊急避妊薬ノルレボ(成分名レボノルゲストレル)について、製造販売を承認しても差し支えないとする意見をまとめた。 同省は12月上旬まで一般から意見を募り、同下旬の薬事分科会で最終結論を出す予定。 ノルレボは女性ホルモンの一種である黄体ホルモンの製剤で、医師の処方により性行為後72時間以内に1回服用。排卵の抑制などで妊娠を80%以上抑える効果があり、欧米など48か国で承認されている。国内では製薬会社「そーせい」(本社・東京)が昨年9月に承認申請していた。 性行為後の避妊薬を巡っては、安易な使用を招き、性感染症も予防できるコンドームの普及を阻むといった慎重論がある。その一方で、女性の心身を深く傷付ける人工妊娠中絶を避けられるようになるとして、医師らが導入を要望していた。
28日午前、沖縄県尖閣諸島・大正島沖の日本の接続水域に中国の漁業監視船2隻が入ったことを海上保安庁の巡視船が確認した。 第11管区海上保安本部(那覇市)によると、午前7時43分に中国の漁業監視船「漁政201」、同7時48分に「漁政310」が大正島の北西約44キロの接続水域に入った。 両船はその後、大正島周辺海域を離れ、午後8時現在、魚釣島北北西の接続水域内を領海線に沿って周回しており、領海内には侵入していない。漁政310はヘリコプター格納庫のシャッターを閉じており、ヘリを搭載しているかどうかは確認できないという。 同海保の巡視船が、領海に入らないよう両船に警告しているが、漁政310は「われわれは尖閣諸島を合法的に管理している」などと応答しているという。
中国の武大偉朝鮮半島問題特別代表は28日に記者会見し、北京で12月上旬に北朝鮮核問題をめぐる6カ国協議の首席代表による緊急会合を開くことを提案した。 武代表は、中国は妥当な方法で朝鮮半島問題に対応するため6カ国協議共同声明(2005年9月19日)に基づき深い研究を行ったとし、同協議の首席代表緊急会合を開き、現在の各国の関心事について意見を交換するよう提案した。 今日の朝鮮半島情勢に複雑な要素が現れており、6カ国協議参加国は特別な関心を持っているとした上で、中国は同協議共同声明を全面的に実践するため、首席代表がこの重大問題について意見を交換すべきだと考えていると強調した。また、意見を交換することで、朝鮮半島の平和と安定を守り、緊張局面の緩和に貢献できると述べた。 武代表は「6カ国協議は各国間の疎通を強化し、朝鮮半島非核化を進展させることができると同時に、北東アジアの平和と安定を守る重要な役割を果たす。6カ国協議の早期再開が中国の一貫した立場だ」と説明した。緊急会合は、6カ国協議再開を意味するものではないが、協議再開の条件づくりの契機となることを望むと述べた。 中国の提案は、北朝鮮の濃縮ウラン問題や仁川・延坪島への砲撃、黄海での韓米合同軍事演習などで朝鮮半島と北東アジアの安保危機が高まっているなか、6カ国協議の早期再開だけが唯一の解法だという既存の立場を強調しつつ、同
29日午前9時45分ごろ、三重県大台町下三瀬の紀勢自動車道三瀬トンネル出入り口付近で、大型トラックと乗用車が正面衝突し、さらに同県大紀町の女性(44)が運転する1台が衝突、3台とも炎上した。この事故で乗用車に乗っていた男性1人、女性2人が死亡。後から衝突した車に乗っていた3人が重傷を負い、1人が軽傷という。後続車両のドライバーらも煙を吸うなどして病院に搬送された。県警高速隊はトラックを運転していた奈良県大和高田市の運転手(26)から詳しい事情を聴いている。 同日付けの産経新聞によると、三重県警高速隊によると、現場は対面通行の2車線。目撃者の証言などから、上りを走っていた大型トラックがセンターラインに設置されたポールを越えて下りの乗用車にぶつかったとみている。乗用車には夫婦2組が乗っていたとみられ、助手席の男性1人は脱出した。 目撃者によると、3台は炎上後、断続的に爆発。後続の車は急ブレーキをかけて次々と停車した。火はトンネル内で激しさを増し、車体は焼け焦げた。 現場は、JR紀勢本線三瀬谷駅東北東約3キロ。中日本高速道路によると、三瀬トンネルは全長約596メートルのほぼ直線で、平成18年3月に開通した。 この事故で、同自動車道上りの紀勢大内山インターチェンジ(IC)-勢和多気IC間と下りの勢和多気IC-大宮大台IC間がそれぞれ通行止めになった。 kjtimes日本語ニ
歌手宇多田ヒカル(27)が28日、東京・渋谷のTOKYO FMスペイン坂スタジオで、同局「オン・エア・ミュージック・チャート」(日曜正午)の公開生放送に出演した。 「人間活動」に専念するため、12月8・9日に横浜アリーナで開催するライブを最後に活動休止する宇多田は「将来、母親になって、自分の家族を守らなきゃいけないとき、どうしていいか分からないとなったら本末転倒なので、1人で生きられるようになりたい」と自然体の笑顔。休養中の生活について「バイトしたい。レストランとか古本屋さんで」と意外な願望を明かし、「合宿で車の運転免許も取りたい」と瞳を輝かせた。 また、発売中のベスト盤に収録された「Can’t Wait ’Til Christmas」に触れ、「1、2年、曲を全く作んないかもしれないから、やっちゃおうとクリスマスソングを作った」と“活動休止期間”に言及する場面もあった。 約45分間の出演中は、スタジオのガラス越しに入れ替わりで見学する300人のファンに対し、笑顔で手を振った宇多田。12月8、9日に横浜アリーナで活動休止前最後のライブを行う。 kjtimes日本語ニュースチーム/news@kjtimes.com…
12月1日に発売するという情報以外、アルバムのタイトルや収録曲など、すべてが謎に包まれていたMr.Childrenのニューアルバムの詳細が明らかになった。 前作『SUPERMARKET FANTASY』以来、約2年ぶりのアルバムとなる同作。タイトルが『SENSE』に決定したほか、収録曲も判明した。映画『ONE PIECE FILM STRONG WORLD』主題歌“fanfare”や、映画『Mr.Children / Split The Difference』のエンディングでのみ聞くことのできた“Forever”、そして現在日本全国ラジオ局限定で先行オンエアーされ話題を呼んでいる“ロックンロールは生きている”など、全曲が初CD化となる12曲を収録している。 また同作の発売を記念し、全国ツアーを行うことも発表。『Mr.Children Tour 2011 SENSE』と題し、来年2月19日の愛知県・日本ガイシホールを皮切りに、5月10日の埼玉県・さいたまスーパーアリーナまで、日本全国12カ所25公演を行う。チケットは同年2月5日より一般発売される。 kjtimes日本語ニュースチーム/news@kjtimes.com…
昨年11月に覚せい剤取締法違反(使用、所持)の罪で有罪判決を受けた元女優・酒井法子さん(39)が自身初の自叙伝『贖罪』(朝日新聞出版)を12月3日に出版することが29日、わかった。関係者が「かなり前に原稿はできあがっている。12月始め、遅くても12月中には発売できそう」と話した。 公判終了以降、公の場に姿を見せていない酒井さんは同書で薬物使用へと至った経緯についても赤裸々に告白。全8章、224ページにわたって自身の“本音”を綴っている。 自叙伝は全8章の構成。事件については2章が割かれた。元夫の逮捕後、数日間周囲と連絡を絶ったことについても触れ、パニック状態だった心境を振り返っている。また、留置場生活についても触れている。犯罪を悔やみ、最初は泣いてばかりいたこと。家族旅行で行った奄美大島での覚せい剤使用について、約3週間否認したのは、長男の思い出が汚れてしまうことを恐れたこと。これまで語ることのなかった事件当時の胸中を正直に明かしている。 今回の出版について、朝日新聞出版の担当者は「今年の初めぐらいからオファーを行い、今秋にようやく(出版に向けて)具体的に動き出しました」と説明。元々、同社では出版のオファーする際、事件の真相や身近に薬物がまん延している“現状”を酒井さん自身にしっかりと説明してもらうことを提案。酒井さんがこれに共感したことから同社からの出版が決まったという…
韓国歌手EVANが12月25日にホテル日航東京でクリスマスライブ「EVAN CHRISTMAS PREMIUM LIVE PARTY」を開催する。 EVANの近況や素顔が垣間みられるトークショーはもちろん、ピュアで心揺さぶる素敵な歌声を披露する。また、食事を楽しみながらEVANとクリスマスケーキのキャンドルに灯りをともしたり、EVANがトウキョウで選んだ素敵なプレゼントが当たる抽選会を行うなど、ハッピーで楽しい内容がいっぱいだ。 ことし最後にもう1度日本のファンに会いたいというEVANから心を込めて、「2ショット写真撮影&2ショット動画撮影」というクリスマススペシャルプレゼントも用意されている。 kjtimes日本語ニュースチーム/news@kjtimes.com
11月27日(日本時間28日未明)、LUNA SEAがワールド・ツアー<20th ANNIVERSARY WORLD TOUR REBOOT -to the New Moon->の復活第一弾公演をドイツ・ボーフム「RUHR CONGRESS」からスタートさせた。この日はアンコールを含む全21曲を披露し、集まったヨーロッパファン3000人が熱狂。ボーカルのRYUICHI は「今夜、LUNA SEAは完全に新しいバンドへと生まれ変わりました」と復活の狼煙を上げた。 定番のオープニング・ナンバー「LOVELESS」から「WISH」まで、アンコールを含む全21曲、2時間半あまりを一気に走り抜けた。晩秋のドイツの寒空を熱く染めたLUNA SEA、 圧巻のワールド・ツアー初日であった。 8月に香港で“開幕”会見を行った際、RYUICHIが「僕らの知らないところで“レジェンド”になっているLUNA SEAを、僕ら自身が実際にどう超えていくのか」を課題に挙げていた今回の世界ツアー。その初日で早くも“生まれ変わり”を口にしたRYUICHIは「この思いを次のLAに持っていきます」とファンに誓いを立てた。 LUNA SEAは今後、ワールドツアーとしてアメリカ・ロサンゼルス(12月4日)、香港(同11日)、台湾(同18日)を巡り、12月23・24日に東京ドームで凱旋ライブを行う。 kjtimes
韓国タレントのヒョンヨンとお笑いタレントのチョン・ジュンハが今月26日より放送スタートのケーブルチャンネル「食神ロード」でMCを務める。 「食神ロード」は、全国各地を周り美味と評判の店を紹介する番組。ヒョンヨンとチョン・ジュンハのほか、人気グループ「FTIsland」や「T-ara」のヒョミン、お笑いタレントのキム・ビョンマンなどが出演する。 MCに決定したヒョンヨンとチョン・ジュンハは、昨年放送されたMBC「食神遠征隊」でもMCとしてタッグを組んでいた。 kjtimes日本語ニュースチーム/news@kjtimes.com
「別れても好きな人」が大ヒットした元ロス・インディオス&シルヴィアの歌手シルヴィア(本名松田理恵子)さんが28日午後1時、肺がんのため、東京都内の病院で死去した。52歳。大阪市出身。 昨年、体調を崩して検査を受けたところ肺がんと診断され、転移も見られて手術が困難な状態に陥っていたという。仕事を続けながら闘病。前夫との間の長男がぴったりと付き添い、その看護ぶりは医療スタッフも感心するほどだったというが、急変し帰らぬ人となってしまった。 ムード歌謡の老舗バンド、ロス・インディオスに1979年、女性ボーカリストとして参加。同年発表したデュエット曲「別れても好きな人」は、カラオケブームに乗って広く親しまれ、80年の日本レコード大賞でロング・セラー賞を受賞した。その後、ソロ歌手として活動。菅原洋一さんとデュエットした「アマン」もヒットした。 通夜・葬儀は親族と親しい関係者の密葬で営み、長男の貴大さんが喪主を務める。後日、お別れの会を開く予定だ。 kjtimes日本語ニュースチーム/news@kjtimes.com…