14日、中国政府は、インターネット上で、尖閣諸島沖の中国漁船衝突事件に絡み、反日デモの呼びかけが出ていた湖南省長沙で警戒を強化し、デモの実施を抑え込んだ。 目撃者によると、長沙では、集合場所とされたデパート周辺で警官約50人が警備に当たり、集合時間とされた午後3時(日本時間同4時)以降、ビラなどを持っていた学生ら約10人が私服警官に次々に連行された。 一方、東北部の遼寧省丹東でもデモの呼びかけが出ていたが、発生しなかった。
家電量販大手「ビックカメラ」(東京・豊島区)のインターネットの通販サイトで、会員20人の計数十万円分のポイントが何者かに勝手に使われ、デジタルカメラなどの商品が購入されていたことが15日、明らかになった。 会員IDやパスワードが不正に使用されており、同社はサイトを閉鎖するとともに、警視庁に被害相談をしている。 同社によると、過去の購入金額に応じてもらえるポイントでサイト上で商品を購入した会員に対し、発送を知らせるメールを送ったところ、「購入した覚えがない」との問い合わせがあり、被害が判明。IDなどが勝手に使われ、住所変更もされていた。同様の被害はこのほかに19件確認され、同社は20人にポイントを返還、14日午前0時にサイトをいったん閉鎖した。各店舗でのポイントは従来通り利用できるという。
15日、日本サッカー協会の川淵三郎名誉会長は日本が立候補する2022年W杯の招致について「しがみつかないと勝負にならない。可能性はゼロじゃないけど、かなり厳しい」との見方を示した。 日本が招待参加する来夏の南米選手権(コパ・アメリカ)の抽選会に出席、アルゼンチンからの帰国直後に成田空港で語った。 川淵名誉会長は現地で、国際サッカー連盟(FIFA)のグロンドーナ副会長ら、開催地を決める投票権を持つFIFA理事らと会談。「米国がやっぱり有力。カタールも意外と票が入りそうだ」と情勢を語った。
大相撲九州場所(福岡国際センター)2日目の15日、横綱・白鵬(25)=宮城野部屋=が結びの一番で平幕の稀勢の里(24)=鳴戸部屋=に寄り切りで敗れた。今年1月の初場所14日目から続いた連勝は「63」で止まり、元横綱・双葉山が持つ最長連勝記録「69」にはあと6勝、届かなかった。 白鵬は9月の秋場所7日目に54連勝を達成し、元横綱・千代の富士を抜いて昭和以降単独2位に立った。連勝記録を「62」に伸ばし、双葉山の記録にあと「7」に迫って迎えた九州場所の初日では、小結の栃ノ心を破って63連勝を記録する順調な滑り出し。江戸時代の第4代横綱・谷風が1778~82年に作った連勝記録に並び、後は双葉山の記録を残すのみとなっていた。 金星を挙げた稀勢の里の最高位は関脇。大関候補の一人とされている。
俳優・水嶋ヒロが本名の齋藤智裕名義で執筆し『第5回ポプラ社小説大賞』を受賞した処女作『KAGEROU』が12月15日に全国発売(一部地域を除く)されると15日、所属事務所がツイッターで明かした。 同賞で4年ぶりの大賞となった同作は、選考事務局から「テーマは命。ジャンルを飛び越えた新しい小説」と高く評価される一方、内容の斬新さゆえに賛否両論もあったという。今月9日のツイッターで水嶋は「12月中旬にKAGEROUの発売が決定しました!たった今連絡を受けました!」と発売の喜びをつぶやいていた。
会社更生手続き中の日本航空は15日、最大約250人のパイロットと客室乗務員を対象に、雇用契約を一方的に解除する整理解雇を実施すると発表した。希望退職の目標を、パイロットで約110人、客室乗務員で約90人下回ったため。さらに、病気で休職中の約50人も対象に加えた。人員削減を計画通り実施する強い姿勢を示し、金融機関から更生計画案への最終的な同意や融資再開への応諾を得たい考え。 日航は一方で、退職勧奨を今後も一定期間継続し、応じる社員は希望退職扱いとする方針も併せて示した。これにより、12月中にも通知する整理解雇の最終的な人数をできる限り圧縮したいとしている。
韓国俳優チャン・ドンゴン、コ・ソヨン夫妻が大韓社会福祉会に1億ウォン(約729万円)を寄付した。 コ・ソヨンの所属事務所によると、コ・ソヨンは15日にソウル・江南の大韓社会福祉会を訪れ、シングルマザーや新生児のため1億ウォンを寄付するとともに、近くの乳児保護施設で2時間ボランティアを行った。 コ・ソヨンは数年前から子どもの福祉に大きな関心を寄せており、先月に第1子の男児を出産してからは、シングルマザーや新生児の問題にさらに気を配るようになったという。チャン・ドンゴンが映画『ウォリアーズ・ウェイ』のプロモで前日に米国へ向かったため、1人でボランティアを行ったと、事務所側は説明した。 kjtimes日本語ニュースチーム/news@kjtimes.com
タレントで歌手の中川翔子(25)が14日、千葉・幕張メッセでデビュー5周年記念ライブを行った。 初めてオリジナル曲だけで構成し、ファン投票1位の「空色デイズ」など全28曲を熱唱。熱く燃える客席のファンを見て「こんなに…こんなに貪欲(どんよく)汁が噴き出してくるよ」と興奮。大人気の「しょこたんハートブログ」に使用する写真の「公開撮影」も行うなど、座右の銘にしている「貪欲」な姿勢で約3時間、歌い切った。 会場周辺では自身が企画した“学園祭”を開き、もつ鍋など、しょこたんにちなんだ35店を出店。初の同会場2デイズを終え「こんな楽しい学園祭ができて、夢がかなったよ」と笑顔。「10年先も歌い続けることを願ってます」と誓い、来春のツアー開催を発表した。 kjtimes日本語ニュースチーム/news@kjtimes.com
韓国のグリーン技術の水準は100満点中65.7点で、先進国とは約5.4年の技術格差があることが分かった。 科学技術政策研究院(STEPI)新成長動力センターが16日、産官学専門家を対象に実施したグリーン技術開発の現況や問題点に対するアンケートをまとめた報告書を公表した。 グリーン技術の革新力を、「不十分」2点、「普通」3点、「優秀」4点で採点した結果、韓国は3.03点だった。具体的にみると、技術が3.20点、人的資源が2.99点、市場が2.93点、規制が2.99点など、全般的に「普通」以上だった。 グリーン技術革新を妨げる最も大きな要因としては、8割以上が「研究・技術開発人材の不足」(84.4%)、「基礎・基幹技術の開発・確保の難しさ」(82%)を挙げた。 聯合ニュース
女性家族部は16日、旧日本軍従軍慰安婦問題に関する国際シンポジウムを、ソウルで18日に韓国挺身隊問題対策協議会と共催すると明らかにした。 慰安婦問題の解決を求める活動が20年を迎えたことを受け、このシンポジウムでこれまでの取り組みを整理するととに、国内外の支援団体との連携拡大・発展を目指す計画だ。当日は日本、中国、米国などから研究者や活動家が発表と討論に参加し、特別講演も行う。 シンポジウム記念式では、日本の熊本県で韓日歴史問題に取り組む運動家、田中信幸氏が出席し、第2次世界大戦に参戦した父親が書いた日記と写真、関連資料を韓国挺身隊問題対策協議会に寄贈する予定だ。日記には慰安婦に関する内容が記されているという。 中国・河北省社会科学院の歴史研究所研究員が特別講演に立ち、中国各地に保管されていた慰安婦関連の文書を公開し、研究成果などを発表する。また、元慰安婦の証言を基にに制作された初の3Dアニメーション作品の上映も計画されている。 同部の姜善恵(カン・ソンへ)権益企画課長は、元慰安婦の名誉を守り、若い世代が正しい歴史観を身につけるよう、シンポジウムの提言を検討し今後の政策に反映する方針だと述べた。 聯合ニュース
韓国の人気俳優のイ・ビョンホン主演によるドラマで、韓国ドラマとして初めてゴールデンタイムに放送された「IRIS - アイリス」が映画化され、『アイリス THE LAST』という邦題で来年1月8日に公開されることが分かった。 国家安全局(NSS)に所属する精鋭要員の活躍をスリリングに描くドラマ「アイリス」は、イ・ビョンホンを始め、キム・テヒ、T.O.P(BIGBANG)ら人気俳優が出演。総制作費15億円を投じ、ハンガリー、日本、上海、韓国でロケを敢行した壮大なスケールの作品だ。韓国では瞬間視聴率50.2%(韓国KBS調べ)を記録し、日本でもTBSで韓国ドラマ初となるゴールデンタイムで放送されるなど、注目を集めた。 映画『アイリス THE LAST』は、キャスト、スタッフは勿論そのまま。ストーリーは、ドラマの内容に沿ってはいるが、ドラマでは明かされることがなかった“アイリス”のすべてが明らかになり、新しい裏切りも追加されるなど、ドラマにはない新たな展開が用意される。角川映画は、日本のファンの熱烈な声援に答えるため、製作国である韓国よりも先に日本公開が決定、日本が世界最速で上映するという異例な状況となった。 kjtimes日本語ニュースチーム/news@kjtimes.com
「函館の女(ひと)」「三百六十五歩のマーチ」「みだれ髪」などで知られる日本作詩家協会名誉会長で作詞家の星野哲郎(ほしの・てつろう)さん(本名・有近哲郎=ありちか・てつろう)が15日午前11時48分、心不全のため都内の病院で死去した。享年85歳。最後の公の場は08年10月、東京・小金井市の初代名誉市民の表彰式だった。真澄さんは「星野は仕事を愛した男でした」と話した。 関係者によると、星野さんはここ数年、体調が悪く足が弱っており、今年になって車いすを使っていたという。5月に肺炎を発症、10月5日に再び肺炎で入院した。約1週間前には体調がかなり良くなったが、15日になって容体が急変し、帰らぬ人となった。最期は長男、有近真澄さん(52)の妻と長女の木下桜子さん、長女の夫が看取った。眠るような穏やかな顔だったという。 星野さんは52年に船乗りから作詞家となり、約4800曲の「遠歌縁歌援歌」を書きつづり「演歌の詩人」と称された。映画「男はつらいよ」シリーズの主題歌でも親しまれた。戦後の日本歌謡界を支え続け、未発表作品がまだ2000もあるという希代の作家が逝った。 「演歌の詩人」として、「遠歌縁歌援歌」をつづった。夢は船員だった。46年に高等商船学校(現・東京海洋大)を卒業し、トロール船に機関士として乗ったが、腎臓結核で下船。腎臓の1つを摘出した。闘病生活を経て、52年に活路を見いだすために応募
韓国映画『心臓が鼓動する』に出演した女優ユ・ドンスクが11日、急死したと伝えられた。37歳だった。 女優ユ・ドンスクは先月29日、映画『心臓が鼓動する』で<第5回ローマ国際映画祭>に招待され、イタリア・ローマに出国、一週間の日程を終え帰国した。 帰国後、疲労感と呼吸困難の症状を訴え、今月2日にソウル高麗大安岩(アンアム)病院で入院治療を受けていたが、11日午後、新型インフルエンザによる肺炎呼吸困難症候群心筋炎で亡くなった。 映画『心臓が鼓動する』の配給会社<ミレロエンターテインメント>は「女優ユ・ドンスクが2010年11月11日21時30分、我々のもとを去りました。ご冥福をお祈りいたします」と伝えた。 kjtimes日本語ニュースチーム/news@kjtimes.com
韓国歌手パク・チニョン、<Wonder Girls>、<2PM>などJYPエンターテインメント所属の歌手が、初のジョイントライブを開催する。 所属歌手らは<JYPネーション>という名のもと、来月24日にソウル・オリンピック体操競技場で、「チームプレー」と題したステージを開く。同事務所の代表でプロデューサー兼歌手のパク・チニョンから、ことしデビューしたSan E、<Miss A>などの新人歌手までが出演し、代表曲を熱唱する。 聯合ニュース
韓国俳優チャン・ドンゴン、コ・ソヨン夫妻が大韓社会福祉会に1億ウォン(約730万円)を寄付した。 コ・ソヨンの所属事務所によると、コ・ソヨンは15日にソウル・江南の大韓社会福祉会を訪れ、シングルマザーや新生児のため1億ウォンを寄付するとともに、近くの乳児保護施設で2時間ボランティアを行った。 コ・ソヨンは数年前から子どもの福祉に大きな関心を寄せており、先月に第1子の男児を出産してからは、シングルマザーや新生児の問題にさらに気を配るようになったという。チャン・ドンゴンが映画『ウォリアーズ・ウェイ』のプロモで前日に米国へ向かったため、1人でボランティアを行ったと、事務所側は説明した。 聯合ニュース