顔認証技術を用いて利用者の年齢や性別などを識別し、「その人におすすめの商品を表示する」機能を備えた新型の飲料自動販売機が登場した。 JR東日本傘下のJR東日本ウォータービジネスが開発した新型機は、タッチパネル式のディスプレーとセンサーを搭載。近付いた利用者の顔から年齢や性別といった属性を判断し、温度や時間帯などから総合的に「おすすめの商品」を決定する仕組みとなっている。 同社によると、例えば購入者が男性であれば缶コーヒーを、50代であれば緑茶を、20代の女性であれば紅茶や少し甘味のある飲料を勧める傾向があるという。 この新型機は、既に東京のJR品川駅に1台設置されているほか、16日には都内の主要駅に計5台が新たに設置される予定。
俳優の松平健さん(56)の妻で元女優の松本友里さん(42)=本名・鈴木友里子=が東京都目黒区内の自宅で首をつって死亡していたことが捜査関係者への取材で分かった。警視庁碑文谷署は自殺とみて調べている。 同署などによると、15日午前3時ごろ、松本さんが自室のドア上部にあるストッパーに首をつって死んでいるのを、泊まり込みのベビーシッターが発見したという。
沖縄・尖閣諸島沖で起きた中国漁船衝突のビデオ映像流出事件で、捜査当局は15日、事情聴取を続けてきた神戸海上保安部の海上保安官(43)について、証拠隠滅などの恐れはないと判断し、逮捕を見送り、任意捜査を続ける方針を決めた。同日午後、東京地検と警視庁の幹部らが協議し決定した。 今後は国家公務員法(守秘義務)違反容疑で警視庁捜査1課が在宅のまま捜査を続け、同地検に書類送検する。検察当局は送検後に改めて協議し、刑事処分を決める。 捜査関係者によると、検察、警察両当局は同日、海上保安官による流出行為の悪質性や、証拠隠滅の恐れなどについて意見を交わした。 その結果、保安官が勤務していた巡視艇「うらなみ」の共用パソコンで、誰でも見られる状態で映像が保存されていたことなどから、悪質性は低いとの意見が大勢を占めた。 映像の投稿は単独で行われたとみられることや、自ら上司に流出を申し出て、自分の意思で海保施設にとどまっていることなどから、証拠隠滅や逃走の恐れもないと判断した。 ただ、保安官が帰宅後、出頭要請に応じない場合や、裏付け捜査で供述が虚偽だったと判明した場合には、逮捕する可能性もあるという。
15日朝、埼玉・入間市の中学校で校舎4階の窓から14歳の男子生徒が転落した。男子生徒は病院に運ばれたが、死亡が確認された。 事故があったのは入間市立豊岡中学校。警察によると、15日午前8時過ぎ、2年の男子生徒が校舎近くのアスファルトの地面に倒れているのを、「ドスン」という物音を聞いて駆けつけた生徒らが発見したという。男子生徒は頭から血を流していて、病院に運ばれたが、死亡が確認された。 男子生徒は、直前まで校舎4階の廊下の窓に腰を掛けて座っていたということで、警察は転落した状況などを詳しく調べている。
6年前に出産直後の乳児を殺害したとして、奈良県警は15日、奈良市に住むいずれも21歳の会社員の男女を殺人容疑で書類送検した。 捜査関係者によると、女は中学3年だった2004年3月23日ごろ、自宅の風呂場で女児を出産。立ち会った男とともに、口を手でふさいで殺害した疑いが持たれている。遺体は奈良市内の公園に埋めたという。 今年8月に女が奈良署に出頭して発覚。公園の捜索で遺体は見つからなかったが、殺害状況について2人の供述が一致したため、県警は立件可能と判断した。2人は「育てられないので殺した」と供述しているという。 死体遺棄容疑については公訴時効(3年)が成立している。
15日、日本サッカー協会の川淵三郎名誉会長は日本が立候補する2022年W杯の招致について「しがみつかないと勝負にならない。可能性はゼロじゃないけど、かなり厳しい」との見方を示した。 日本が招待参加する来夏の南米選手権(コパ・アメリカ)の抽選会に出席、アルゼンチンからの帰国直後に成田空港で語った。 川淵名誉会長は現地で、国際サッカー連盟(FIFA)のグロンドーナ副会長ら、開催地を決める投票権を持つFIFA理事らと会談。「米国がやっぱり有力。カタールも意外と票が入りそうだ」と情勢を語った。
大相撲九州場所(福岡国際センター)2日目の15日、横綱・白鵬(25)=宮城野部屋=が結びの一番で平幕の稀勢の里(24)=鳴戸部屋=に寄り切りで敗れた。今年1月の初場所14日目から続いた連勝は「63」で止まり、元横綱・双葉山が持つ最長連勝記録「69」にはあと6勝、届かなかった。 白鵬は9月の秋場所7日目に54連勝を達成し、元横綱・千代の富士を抜いて昭和以降単独2位に立った。連勝記録を「62」に伸ばし、双葉山の記録にあと「7」に迫って迎えた九州場所の初日では、小結の栃ノ心を破って63連勝を記録する順調な滑り出し。江戸時代の第4代横綱・谷風が1778~82年に作った連勝記録に並び、後は双葉山の記録を残すのみとなっていた。 金星を挙げた稀勢の里の最高位は関脇。大関候補の一人とされている。
俳優・水嶋ヒロが本名の齋藤智裕名義で執筆し『第5回ポプラ社小説大賞』を受賞した処女作『KAGEROU』が12月15日に全国発売(一部地域を除く)されると15日、所属事務所がツイッターで明かした。 同賞で4年ぶりの大賞となった同作は、選考事務局から「テーマは命。ジャンルを飛び越えた新しい小説」と高く評価される一方、内容の斬新さゆえに賛否両論もあったという。今月9日のツイッターで水嶋は「12月中旬にKAGEROUの発売が決定しました!たった今連絡を受けました!」と発売の喜びをつぶやいていた。
日本のプロ野球球団である読売ジャイアンツ(巨人)が 李承燁(イスンヨプ)(34)に対し、今季の不振などを理由に交渉打ち切り決めたと16日の読売新聞が報じた。 巨人は交渉期間である15日から李とエドガー・ゴンザレス(32)内野手と、マーク・クルーン投手(37)の3人に、来季の契約を結ばないと通告した。 李は2006年、ロッテから巨人に移籍。1年目に打率3割2分3厘、41本塁打、108打点 と活躍し、翌年から4年契約を結んだ。韓国代表として出場した2008年北京五輪では、 金メダル獲得にも貢献。だがその後は、左手親指のけがなどで不振が続き、今季は出場56試合で打率1割6分3厘、5本塁打だった。 李とクルーンは、国内での現役続行を希望している。 湯口力/kriki@kjtimes.com
韓国俳優チャン・ドンゴン、コ・ソヨン夫妻が大韓社会福祉会に1億ウォン(約729万円)を寄付した。 コ・ソヨンの所属事務所によると、コ・ソヨンは15日にソウル・江南の大韓社会福祉会を訪れ、シングルマザーや新生児のため1億ウォンを寄付するとともに、近くの乳児保護施設で2時間ボランティアを行った。 コ・ソヨンは数年前から子どもの福祉に大きな関心を寄せており、先月に第1子の男児を出産してからは、シングルマザーや新生児の問題にさらに気を配るようになったという。チャン・ドンゴンが映画『ウォリアーズ・ウェイ』のプロモで前日に米国へ向かったため、1人でボランティアを行ったと、事務所側は説明した。 kjtimes日本語ニュースチーム/news@kjtimes.com
人気アイドルグループ「嵐」の櫻井翔(28)がファンに対して暴言を吐くなどの行為をしていると噂になっていると16日発売の「週刊女性」が報じている。 同誌によると、9月中旬に映画「神様のカルテ」(2011年公開予定)のロケを見学した女子大生Aさんの証言によると「近くを通ったときに、“翔く~ん”っていくら呼んでも、まったく反応してくれないんです。聞こえていないのかなって思って、もう1度大声で呼んでも完全にシカト。握手してもらおうと思って手を差し出しても、見向きもせずに下を向いてスーッと通り過ぎていくだけで。せめてこちらのほうを向いて手を振るくらいはしてほしかったです。“ファンは透明人間だ”って昔いってたと聞きましたが、こういうことなんだなって思っちゃいました」(Aさん) 今年1月クールで放送されたドラマ「特上カバチ」(TBS系)のロケのときにも、「偶然、ロケに遭遇したのでうれしくなっちゃって、“お疲れさま”って声をかけたんです。そしたら櫻井くん、ものすごい形相でこっちをにらみつけながら“来てんじゃねーよ”とか“目ざわりなんだよ”っていってきて。もうショックで何もいえませんでした…」(Aさん) “シカト”に続き“暴言”までとは信じがたい限りだが、テレビ局関係者が、さらにこう続ける。 「また別のコだと思いますが、事務所の車の近くで待っていたコたちに対して、ツバやガムを吐きかけたりしたこ
タレントで歌手の中川翔子(25)が14日、千葉・幕張メッセでデビュー5周年記念ライブを行った。 初めてオリジナル曲だけで構成し、ファン投票1位の「空色デイズ」など全28曲を熱唱。熱く燃える客席のファンを見て「こんなに…こんなに貪欲(どんよく)汁が噴き出してくるよ」と興奮。大人気の「しょこたんハートブログ」に使用する写真の「公開撮影」も行うなど、座右の銘にしている「貪欲」な姿勢で約3時間、歌い切った。 会場周辺では自身が企画した“学園祭”を開き、もつ鍋など、しょこたんにちなんだ35店を出店。初の同会場2デイズを終え「こんな楽しい学園祭ができて、夢がかなったよ」と笑顔。「10年先も歌い続けることを願ってます」と誓い、来春のツアー開催を発表した。 kjtimes日本語ニュースチーム/news@kjtimes.com
韓国のグリーン技術の水準は100満点中65.7点で、先進国とは約5.4年の技術格差があることが分かった。 科学技術政策研究院(STEPI)新成長動力センターが16日、産官学専門家を対象に実施したグリーン技術開発の現況や問題点に対するアンケートをまとめた報告書を公表した。 グリーン技術の革新力を、「不十分」2点、「普通」3点、「優秀」4点で採点した結果、韓国は3.03点だった。具体的にみると、技術が3.20点、人的資源が2.99点、市場が2.93点、規制が2.99点など、全般的に「普通」以上だった。 グリーン技術革新を妨げる最も大きな要因としては、8割以上が「研究・技術開発人材の不足」(84.4%)、「基礎・基幹技術の開発・確保の難しさ」(82%)を挙げた。 聯合ニュース
女性家族部は16日、旧日本軍従軍慰安婦問題に関する国際シンポジウムを、ソウルで18日に韓国挺身隊問題対策協議会と共催すると明らかにした。 慰安婦問題の解決を求める活動が20年を迎えたことを受け、このシンポジウムでこれまでの取り組みを整理するととに、国内外の支援団体との連携拡大・発展を目指す計画だ。当日は日本、中国、米国などから研究者や活動家が発表と討論に参加し、特別講演も行う。 シンポジウム記念式では、日本の熊本県で韓日歴史問題に取り組む運動家、田中信幸氏が出席し、第2次世界大戦に参戦した父親が書いた日記と写真、関連資料を韓国挺身隊問題対策協議会に寄贈する予定だ。日記には慰安婦に関する内容が記されているという。 中国・河北省社会科学院の歴史研究所研究員が特別講演に立ち、中国各地に保管されていた慰安婦関連の文書を公開し、研究成果などを発表する。また、元慰安婦の証言を基にに制作された初の3Dアニメーション作品の上映も計画されている。 同部の姜善恵(カン・ソンへ)権益企画課長は、元慰安婦の名誉を守り、若い世代が正しい歴史観を身につけるよう、シンポジウムの提言を検討し今後の政策に反映する方針だと述べた。 聯合ニュース
韓国の人気俳優のイ・ビョンホン主演によるドラマで、韓国ドラマとして初めてゴールデンタイムに放送された「IRIS - アイリス」が映画化され、『アイリス THE LAST』という邦題で来年1月8日に公開されることが分かった。 国家安全局(NSS)に所属する精鋭要員の活躍をスリリングに描くドラマ「アイリス」は、イ・ビョンホンを始め、キム・テヒ、T.O.P(BIGBANG)ら人気俳優が出演。総制作費15億円を投じ、ハンガリー、日本、上海、韓国でロケを敢行した壮大なスケールの作品だ。韓国では瞬間視聴率50.2%(韓国KBS調べ)を記録し、日本でもTBSで韓国ドラマ初となるゴールデンタイムで放送されるなど、注目を集めた。 映画『アイリス THE LAST』は、キャスト、スタッフは勿論そのまま。ストーリーは、ドラマの内容に沿ってはいるが、ドラマでは明かされることがなかった“アイリス”のすべてが明らかになり、新しい裏切りも追加されるなど、ドラマにはない新たな展開が用意される。角川映画は、日本のファンの熱烈な声援に答えるため、製作国である韓国よりも先に日本公開が決定、日本が世界最速で上映するという異例な状況となった。 kjtimes日本語ニュースチーム/news@kjtimes.com